時給思考
みなさんはご自身の時給について考えたことはありますか?
サラリーマンをやっていると1日も遅れることもなく給与が振り込まれ、
なかなか実感が沸かないかもしれません。
しかし、自分の時給を知ることで考え方を大きく変えることができるようになります。
今回は、金川顕教さんの書籍「時給思考」を読んでみました。
帯には「大事な1%に集中すれば、24時間365日お金と時間が自由になる」との言葉が。
では、そのためにはどのような取り組みをすればよいのか?
時給とは命の値段そのものである。
人はいつか必ず死にます。
だから、自分のやりたいことをやらなければ「死ぬまでズーッと、他人に時間を奪われる人生」になる。それであなたは後悔しないのか?と述べられています。
つまり、「時給=命の値段」
仮に時給思考がなければ、一生搾取されてしまうということを危惧されています。
生産性を上げるためにも、時給思考を身につけるべきだと述べられています。
タイムイズマネーではなく、タイムイズライフ。
「時間がすベて」とまで言い切られています。
たしかに、振り返ってみると時間を無駄に過ごしてしまうことって、たくさんあるのではないでしょうか?
時給思考とは?
では、その時給思考。まず、何をすれば身につけることができるのでしょうか。
ポイントは「年収や月収ではなく、時給で考えること」。まずは、ここからです。
例えば、電車に乗る通勤時間は、生産性が低いムダな時間であると述べられています。
そのためには、プレイヤーを卒業することが大事。
時給思考を持って、理想の人生を歩んでいる時給が高い人というのは、「稼ぐ仕組みをつくり、他人に教えて、作業してもらう人」を目指すべきだと述べられています。
最初にやるべきは、「目標」を定めること。
まずは、自分自身の時給を計算して、その10倍を目標として設定するようにします。
完璧主義ではなく、スピード達成を目指すこと。それが、結果的にうまくいくポイントなのだそうです。
時給が上がる人の鉄板法則
具体的に時給を上げる人が行なっていることは、次のことがあるようです。
・情報発信をすること
・必要なスキルを身につけていること
①コピーライティング
②パブリックスピーキング
③マーケティング
この3つ。特にお客を集めるスキル「マーケティング」スキルを身につければ、一生稼げると述べられています。
・失敗しない方法を知っていること
①在庫を持たない
②初期投資をかけない
③利益率が高いビジネスをする
④安定するビジネスをする
・「仕組み」を持っていること
つまり、複数のお金が入る仕組みの構築であり、集客をいかに自動化できるかということ。
本書は、時給思考という書籍ですがビジネスで成功するためのポイントを押さえた良書だと思います。
まずは、自分の時給を押さえるところから考えていく必要がありそうです。
最後に、一番参考になった記載をご紹介して終えたいと思います。
あなたにしかできないこと。それを実現するためにも、作業をするだけでなく、付加価値を生み出す仕事をしなくてはなりません。付加価値を生み出すことができる人に仕事は集まるのです。