日本型プラットフォームビジネス

日本型プラットフォームビジネス

プラットフォームビジネスに注目が集まっています。

Google、Amazon、Facebook、Apple

GAFAと呼ばれるプラットフォームの巨人たちに対して、私たちができることは何なのか?

今回は、NRIの小宮昌人さん達が書かれた書籍「日本型プラットフォームビジネス」を読みました。

帯には「GAFAと戦わずして、勝者を目指す」との言葉。

果たして、そんなことが可能なのでしょうか。

プラットフォームビジネスとは何か?

本書によれば、プラットフォームビジネスは4つの特徴があるのだそうです。

プラットフォームビジネスの4つの特徴

①あらゆる産業領域へ広がっている

②展開スピードが速くなり、規模もグローバルに拡大

③プラットフォームビジネスを構成するステークホルダー、エコシステムの拡大

④顧客の意思決定に及ぼす影響が大きくなってきている

とるべき戦略。

そんな、プラットフォーマー達に対してとるべき戦略は、以下の2つ。

①プラットフォームとして顧客基盤を押さえる

つまり、自社がプラットフォームとして顧客を獲得する。

②既存プラットフォームを活用してビジネス機会獲得、拡大

こちらは、他社のプラットフォームを徹底的に活用するモデル

つまり、ニッチな分野でプラットフォーマーになるか、メガと連携するか。

この2つなのだそうです。

プラットフォームの基本イメージ

では、プラットフォームにはどのようなタイプがあるのか?

①仲介型プラットフォーマー

ウーバー、エアビーなどのシェアリングエコノミーのプレイヤー

②オープンOS型プラットフォーマー

アップルのiOS、アマゾンのAWS

③ソリューション提供プラットフォーマー

アリペイ、ファナック、アベジャなど

④コミュニケーションコンテンツ型プラットフォーマー

Facebookやクックパッドなど

このように整理をした上で、自社のアセットや戦略に照らし、どのような戦い方をすべきかを検討していくことが求められるようです。

難しいと言われるマネタイズの部分については以下のような示唆がなされていました。

プラットフォームビジネスは必ずしもサービスの需要者(ユーザー)から収益を得る必要はない。誰から収益を得るかを設計する際のポイントは、誰が最も資金を持っていて、プラットフォームから得られる便益に対価を支払う財力があるかを見極めることである。

これは大変重要な視点ですね。

ユーザー課金のハードルは高い。しかし、いわゆる広告的な事業者からお金をもらうビジネスは価値が見出せるのか、ほかの方法あるのか等、考えるポイントはたくさんありそうです。

本書は、図解も多く、プラットフォームビジネスの本質が丁寧に解説されています。

Thinking Point

プラットフォーマーに飲み込まれるのではなく、思考することで打ち手は作れる!

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