世界最高のチーム
強い組織、強いチームはどうすれば作れるのか。
今回は、ピョートル・フェリクス・グジバチさんの書籍「世界最高のチーム」を読みました。
表紙には『グーグル流「最少の人数」で「最大の成果」を生み出す方法』との言葉が。
一体、どんな方法なのでしょう。
グーグルが明らかにした「生産性の高いチームの特性」
以下の5つが生産性の高いチームに共通する特性なのだそうです。
①チームの「心理的安全性」が高いこと
②チームに対する「信頼性」が高いこと
③チームの「構造」が「明瞭」であること
④チームの仕事に「意味」を見出してくること
⑤チームの仕事が社会に対して「影響」をもたらすと考えていること
一番重要なのは、言いたいことを言える環境がいかに作れるかだと考えます。
そう考えると①の「心理的安全性」が高い状態というのはとても大事なコトでしょう。
マネージャーのやること。
では、最強のチームを作るのにマネージャーがやるべきことは何か。
それは、
①チームのミッションをちゃんと決めること
②ミッションに向かっていくプロセスを管理すること
③メンバーを育成すること
この3つなのだそうです。
チームの方向性を示す上でも、ミッションを示すことはとても重要ですよね。
最後にピョートルさんが述べた一言。
ダイバーシティで重要なのは、よく言われる男女の割合がどうとか外国人の割合がこうといった人材の多様性ではなく、「思考の多様性」だと思っています。
たしかに「思考の多様性」こそが、強い組織を作る鍵になってくることは間違いなさそうですね。
Thinking Point
思考の多様性を受け入れ、最高のチームを作り上げろ!
マネージャークラスの方、必読の良書です!