シンプルに考える
今回は、森川亮さんの書籍「シンプルに考える」を読みました。
森川さんはLINEの社長を務められた方です。
徹底的に物事をシンプルに考えることを実践し、大きな成功を手にされたようです。
裏表紙には「あれも大事、これも大事と悩んではいけない。」との言葉が。
どのような書籍なのでしょうか。
本質は何か?
大切なのは、表面的な価値に惑わされるのではなく「何が本質か?」を考え尽くす。
そして、もっとも大切なことにすべての力を集中される。
森川さんがやってきたことは、この一点に尽きるのだそうです。
ビジネスのシンプルな本質。
ビジネスのシンプルな本質。
それは、「求める人」と「与える人」のエコシステムなのだと説かれています。
ビジネスは「戦い」ではなく、ライバルではなく「ユーザーだけ」を見ることが大切なのだそうです。
そして「お金」を中心に考えないこと。
ユーザーに対して、価値を生み出すことに集中することが大切だと述べられています。
シンプルに考えるために、やめるべきこと。
シンプルに考えるために、やめるべきこと。
それは以下のようなことなのだそうです。
・「会社や上司」に自分を合わせない。自分の「感性」で生きること。
・「計画」はいらない。計画があるから、変化に弱くなる。
・「ルール」はいらない。スピードを阻むものはすべて捨てること。
・「会議」はしない。会議を増やす「人」を排除すること。
・「情報共有」はしない。余計な情報を知れば、余計なことを考えるだけ。
・「差別化」は狙わない。ユーザーは「違い」ではなく「価値」を求めている。
・作り手の「自己満足」を捨て去る。「クオリティ×スピード」を最大化する。
なかなか強烈な言い回しですが、シンプルに考えて成果を出すための最短経路をいくには、
これくらいの取り組みが必要だということなのでしょう。
最後に一番良いと思ったフレーズをご紹介しておきます。
人生は結局のところ「やるかやらないか」がすべて。必ず何かに決めないと、前に進むことはできません。それが正しい洗濯かどうかは、正直なところわからないけれど、ただ悩んでいるだけで行動に移さないのでは意味がない。自分なりにシンプルな答えを出して、とにかく全力でやってみるしかないと思うのです。