捨て猫に拾われた男
みなさん、猫は好きですか?
私は猫が大好きで、家で5匹飼っていました。仕事の疲れも見ているだけでホント癒されます。
今回は、コピーライターの梅田悟司さんが書かれた書籍「捨て猫に拾われた男」を読みました。
本書は梅田さんが黒猫と暮らすようになって、気がついたこと、学んだことを纏めた一冊。
自分らしく生きるヒントがたくさん得られたのだとか。
自分の今後の人生を考える何かが掴めればと思い、読んで見ました。
猫をかぶるのもラクじゃない。
人は、長く生きれば生きるほど建前ばっかりが増えてきて、本音が言えなくなってきてしまう。
ある意味、悟った状態とも言えるかもしれません。
でも、猫のように自分の思うように生きられたらどんなにキモチ的に楽なことか。
自分が建前に支配される前に、ちゃんと自分の本音と向き合うことが大事だと述べられています。
空気を読めば読むほど自分の存在は消えてしまう。だから空気なんか読まず、自分の本音で存在感を出していこう。
爪痕を残してナンボのこの世界。
結局、この世界で大事なのは「自分の爪痕が残せるか」ということ。
我が家は猫たちの爪痕だらけですが、その傷が彼らが生きてきたことを証明しているようです。
私たちにしてみれば、爪痕を残すということは、仕事には携わった人の個性が現わすということ。
だから、他の誰でもない自分の爪痕をしっかり残す仕事しよう。
「楽しい」よりも「楽しむ」を心がけよう。
この世の中に楽しいことなど存在しないのだそうです。
結局、それを「楽しめるかどうか?」で、楽しいか否かが決まる。
人生を楽しむため。さらに言えば、何でも楽しめる心を持つことがとても大事。
猫たちが自分たちの生活を気ままに楽しむように、この世のすべてのことを楽しむ余裕が必要。
今回、本書で一番その通りだと感じた一文がコチラ。
「当たり前」にこそ感謝。目の前に広がる日常は、特別なことの集合体である。常に感謝の気持ちを持って、周囲と接するべきである。
困難なことが起きた時こそ、本当にそのように感じます。
当たり前のことに、常に感謝できるようにありたいものですね。