ザ・ビリオネア・テンプレート
ビリオネア・・・個人金融資産10億円。すごいですね。
最近、ビットコインで1億円を稼いで金融資産1億以上になったいわゆる「億り人」が増えているという話をよく耳にします。
日本人の一般的なサラリーマンの生涯年収は2億〜3億と言われています。ビリオネアは10億円。
その4〜5倍の10億円を稼ぐ人たちとは、一体どんな人たちなのか?
今回は、その秘密を探るべくビリオネアである泉忠司さんと佐藤文昭さんの共著「ザ・ビリオネア・テンプレート」を読みました。
ビリオネアには共通の成功法則=テンプレートがあるのだとか。
常識を変えない限り、日常は一ミリも変わらない。
まずは、自分自身の思い込みや常識を変えるところから。
常識を変えなければ、絶対にうまくいかない。
一番重要なのはマインドセット。これこそが最優先かつ最重要なのだそうです。
物事の成否を決める8割はマインドセット。
最初にすべきは常識を変えていくことから。
まずやるべき2つの必要ステップとは?
①絶対的自信を持つ
②ゴールを明確にイメージする
この2つが成功するために大事なステップなのだそうです。
①については、自信があるからこそ、成果が出るのであってハッタリでも構わないのだとか。
②についても、経営者の方がよく言われている話ですね。
ゴールから逆算すること。そして、欲しい成果を明確にすること。
それらが絶対に欲しいと自分に誓うこと。
ゴールに向かって絶対的自信を持って立ち向かうことこそが大事なんですね。
そして、そのゴールは1ミリのズレもなく、生々しくイメージすること。結果的に差を生み出すのは細部であると述べられています。
言葉を明確にすることで、頭には視覚的なイメージだけでなく、他の感覚も呼び起こすことができるくらいにイメージすることなのだそうです。
最短最速で成果を手にいれる3つのステップとは?
①対象を選ぶ・リサーチする
②自分のリソースを洗い出し「対価」を決める
③「打席」に立つ
これらは、マーケティングでも大事な要素ですね。
ターゲッティングはとても重要です。
そのターゲットに対して、「自分が何を提供できるのか?」
大切なのは絶対的な自信を持ちながら、何回も打席に立つ余裕を持つことだと述べられています。
何回も打席に立つことが重要なのは、圧倒的な「量」が最高の「質」を生むから。
何回も反復をしない限り、質の良い結果は生まれません。
うまくいっていない人は、「圧倒的に量が足りていないことが多い」とはよく言われることですね。
最後に「フローにのる」という章で次のように述べられていました。とても印象的な言葉でした。
フローとは〝大きな流れ〟と捉えてもいいでしょう。大きな流れに逆らわず、上昇気流にふわりと乗れる人。そんな人が脚光を浴びて、さらに上のステージに「連れていかれる」のが、ビリオネアの世界です。真のビリオネアには「二つのフロー」に乗っている。一つは「人のフロー」です。もう一つは、「時のフロー」です。
なるほど。大きな時代の潮流の中で、人と時間のフローにいかに上手く乗れるか?これが大事なんですね。