知の整理術
学ぶことで手に入れた「知識」みなさんはどのように取り扱われていますか?
どうも知識には「整理術」というものが存在するようです。
今回は、作家、ブロガーで元「日本一のニート」であるphaさんの書籍「知の整理術」を読みました。
「超効率的な学び方を全部のせ!」とのコピーが。
この本で伝えたいことは、
「一生懸命、必死でがんばっているやつよりも、なんとなく楽しみながらやっているやつの方が強い。」
ということなのだそうです。
楽しみながら得た「知識」は人生を変えるとまで言い切っているphaさん。
一体どのような方法なのでしょうか。
何か勉強をする際に大事なこと。
学ぶためのコツは3つあるのだそうです。
①「習慣の力」でやる
②「ゲーム感覚」でやる
③「楽しいことだけ」やる
①、②はなんとなく理解できるのですが、③は「実際、嫌だけど学ばなければならないもの」が大半なのではないでしょうか?
実際、本書でも「楽しくなるまでに脳を慣らして鍛えなければならないもの」は結構あるのだと述べられています。
しかし、楽しくなるまでに時間がかかるジャンルほど、いったんハマると奥が深くて面白かったりすることがあるのだそうです。
楽しくなるまで一定の時間をかけることが大事なのですね。
情報よりメタ情報。
情報自体が大事なのではなく、ベースとなるメタ情報と紐付けが大事なのだそうです。
つまり、情報単独では何ら意味を持たず、「言葉の意味の周辺の情報をたくさん知っていること」が大切。
その状態になることではじめて「その言葉を自由に使いこなすことができるということ」なのだそうです。
メタ情報という核となる情報は「本質は何か?」という言葉に置き換えられると思います。
つねに、情報のコアの本質を捉えることが大事だということなのでしょう。
アウトプットは最大のインプット。
インプット自体よりも大事にしたいのが「アウトプット」。
「どうすれば他人に伝わる説明になるか?」を考えていると、自然に頭の中が整理されていく。
これは、実際にphaさんが「ブログを書くことで思考が知識が増強されたと実感している点」なのだそうです。
最後に特に有効だと感じたテクニックをご紹介しておきます。
時間を区切る。切れば切るほど、時間は増える。3時間仕事をして30分休むよりも、1時間仕事をして10分休むを3回繰り返す方が、2倍くらい仕事は捗る。
学んだ知識を最大限活かしていくのに役立つ一冊だと考えます。