バカとつき合うな
世の中には「コイツ、やばいな」と思える人たくさんいますよね。
「あ〜、コイツ絶対仲良くなれないわ・・・。」
「上司にしたら厄介だなコイツ・・・」とか。
今回は、堀江貴文、西野亮廣さんの共著「バカとつき合うな」を読みました。
帯には「なぜ自由でないのか? あなたは自由になるべきだ」との言葉。
本書は、「〜なバカ」という言葉で色々なタイプのバカを紹介をしてくれています。
あなたの周りにもこんな「バカ」な人たちがいるかもしれません。
バカばっかりの環境に居続けるバカ
本書によれば、「いま自由でないのは、バカと付き合っているから。」だと断言されています。
つまり、周りのバカたちのせいで自分が不自由を感じているのだと。
そして、今いるそのバカたちがいる環境は「想像力」があれば変えられるそうです。
想像力自体はは才能ではなく、情報量だと述べられています。
想像できないというのは、単に情報を持っていないこと。
そして、情報を取りにいくことで環境はいくらでも変えられるということなんですね。
我慢を美徳にしたがるバカ
これは、まさに昭和時代の古き良き時代でよく言われていた話ですね。
我慢こそ美徳。
我慢したやつが一番エラい。
今では、とても考えられません。とてもストレスフルです。
「我慢は百害あって一利なし。」とまで述べられています。
そんな環境であれば、今すぐ捨ててしまいましょう。
もっと良い環境が必ずあります。
そうすれば、自分の本当にやりたいことが見えてくるのだそうです。
善意ならなんでもアリのバカ
個人的に一番、納得感の得られたバカの話です。
それが、いわゆる「善意のバカ」。
相手は良かれと思ってやっているから非常に厄介。止めることは難しい。
「善意には思考停止が潜みがち」と述べられている通り、かなり危険。
ある意味、自己満足の世界。
そして、大事なのは「これが本当に相手のためになるか?」を理性で考えることなのだそうです。
最後に、その通りだと思ったフレーズをご紹介しておきます。
現代だけが特別なのではない。少なくとも近代以降、テクノロジーの進歩がまったくなかった時代はありません。だからこそ考えるべきは、ぼくたちを支えるテクノロジーが、文字通り日進月歩しているにもかかわらず、なぜ人間のあり方はそう変わらないかという問題です。
本質を突いている話だと思います。
人間のあり方は変わらない。
だからこそその事実を知り、どう立ち回るのが自分にとってハッピーなのかを考えることが大事なんですね。