どこでも誰とでも働ける
今、人の流動性が高まり「どこでも誰とでも働ける時代」が到来しているそうです。
今回は、尾原和啓さんの書籍「どこでも誰とでも働ける」を読みました。
尾原さんは今までに12の会社でお仕事をされてきたそうです。
“これから”の仕事と転職のルールについて本書で解説されているようです。
働き方の変化。
今は、
①どんな職場で働いたとしても、周囲から評価される人材になる
②世界中のどこでも、好きな場所にいながら、気の合う人と巡り会って働ける
時代に変化しているのだそうです。
そして、働き方を根底から変えようとしている「大きな変化」というのが、以下の3つ。
変化1 社会やビジネスが、いっそうインターネット化する
変化2 これから仕事で活躍できるのは、プロフェッショナルだけになる
変化3 会社と個人の関係が根底から変わる
1〜3の変化は間違いなく変わってきている話でしょう。
会社にぶら下がるだけの時代だけでなく、個人の力で物事を変えられる時代がきているということです。
どこでも誰とでも働くコツ
いくつかあるようです。中でも特にポイントだと感じたものを紹介いたします。
・自分がもつ知識はできる限りオープンにしたほうが得をする
今の時代、知識や情報は隠すよりもオープンにしたほうが自分のためにもなり、他の人からも信頼されるようになるそうです。
・つねにROIを意識し最小の時間で最大の効果を
かけた投資に対していくらリターンが得られるかという視点が大事。要するに、ROIを意識するということは、高いクオリティのアウトプットを出すために最適な組み合わせを常に考えられるようになるということ。
・「自分」を確立するために検索ワードをもって生きる
自分にとって、いまいちばん大事な「検索ワード」を常時5つくらい持っておくとよいのだそうです。そして、そのキーワードは自分なりの目的意識、問題意識をもって情報収集すべきだと述べられています。結果的にその道のエキスパートになれるということなのでしょう。
最後に本書で一番のポイントだと感じたところをご紹介いたします。
迷いをなくして、決断と行動を速くする方法。自分に対してアカウンタブルであると迷いがなくなる。多くの人達は、自分で気づいているかどうかは別として、誰かに決めてほしいと思っています。そのほうがラクだからです。
Thinking Point
どこでも誰とでも働ける――12の会社で学んだ“これから”の仕事と転職のルール