破戒のススメ
緊急事態が明けて、一ヶ月が立ちます。
たまに都内に出かけると、すっかり人の流れは戻ってきています。
しかし、このアフターコロナの閉塞感、停滞感はなかなか拭いきれない。
何かが大きく変わってしまった。
新しい生活様式と言われて、体は慣れてしまっていても、心が何かを拒否している。
そんな日々を送っている人は、私だけではないように感じます。
今回は、堀江貴文さんの書籍「破戒のススメ」を読みました。
本書には、この閉塞感を打ち破る金言がありました。
不要不急こそ生きる力。
「STAY HOME。不要不急なことはやめましょう。」
毎日のようにニュースで言われ続け、同調圧力であらゆる不要不急なものに制限がかかりました。
特に移動を伴うモノ、楽しむモノ、エンターテイメントは大きな打撃を受けました。
しかし、本書では述べます。
「不要不急は、人間の本質。」
これからの時代、今までの我慢の反動で不要不急のものが求められてくるでしょう。
人を弱らせる最大の毒は「暇」。「暇」を埋める力が大切になる。
人生という長いようで短い時間をどのように楽しむか。
すなわち「暇」を埋めるエンターテイメントがますます求められるということなのでしょうね。
本当に必要なのは情報。
自問しろ。
それは本当に欲しいものか?
本書では、そのように呼びかけをています。
信用、人との繋がり等。
目に見えないモノが大事な時代が到来。
大事なもの得るのに必要なものは何かというと、それは「情報」。
思考を支える 情報獲得に全額賭けろ。
正しい情報を掬い取る思考の筋トレを怠るな。
このように述べられています。
大切なのは、情報を疑い、本質を探る「思考の筋肉」。
すなわち思考の筋トレこそが必要なこと。
だからこそ、情報獲得に出費を惜しんではいけないと述べられています。