一生役立つお金の知識
結婚、子育て、マイホーム、老後生活・・・
人の平均寿命が伸びて、最後の時を向かえるまでに一体いくらお金がかかるのか?
お金の悩みは一生つきませんよね。
今回は、塚原哲さんの書籍「一生役立つお金の知識」を読みました。
お金を貯めるにも「知識」が必要。
一体、どのような知識なのでしょうか?
お金についての感度を上げよ。
今の総資産はいくら?
引き落とし日、額は?
月の収支の差額は?
みなさんは、このような質問を急に受けたとしたら、答えることはできるでしょうか?
「お金」についてのちゃんと感度を上げておくことが重要。
いわゆる資産運用を「プラスの運用」とするなら、住宅ローンなどの負債は「マイナスの運用」。
お金を「運用」ベースで考えて、できるだけ早く正味の財産をマイナス領域からプラス領域へシフトすることが重要なのだそうです。
賢い選択をするために大切なこと。
今も、多くの人が「夢のマイホーム」取得を望んでいるようです。
ここで1つ注意点があるのだと言います。
それは「銀行のアドバイスの裏を選択肢にすること」
つまり、個人向けの住宅ローンは、事業者向けの融資とは異なり、「個人の損は銀行の得、個人の得は銀行の損」というわかりやすい利益相反、表裏一体の関係にあるという点。
そう考えると「フラット35」のような商品は銀行側の旨味が少ないため、あまり勧められないのだとか。
だからこそ、選ぶべきだと。
そして、重要な「金利」については交渉が可能なのだそうです。
例えば、「他の金融機関の方が低金利である事実を示す」といったことが大事。
具体的には、「他の金融機関との金利比較表」を持ち込むとスムーズなのだとか。
また、保険選びについてもポイントがあるのだそうです。
それは、複数の商品を比べるときは、まず払込期間を揃えることが大切なのだそうです。