ジェダイの哲学
今回はスターウォーズのジェダイの騎士の哲学を書いた書籍「ジェダイの哲学」を読みました。
帯には「フォースの導きで運命を全うせよ」の言葉。
著者は詳細不明のジェダイであるジャン=クー・ヤーガ。
いったいどのような書籍なのでしょうか。
参考になったポイントを中心にご紹介します。
日ごろ感じる違和感を見つめる。
「自分は正しい道を歩んでいない気がする」のであれば、その感覚を大切にせよと説かれています。
日ごろ感じる「満たされない」「自分の居場所はここじゃない」という違和感。
あなたは、歩むべき道を遠回りしているかもしれない。
フォースが「ちがう、ちがう。そっちの方向じゃない」と呼び止めている可能性があるのだと言います。
価値観を揺さぶられる体験でもなければ、人はなかなか踏み出そうとしないものなのだそうです。
どんなときでもフォースは私たちを導いてくれると。
だからこそ、人生は安全な道を選ぶのでなく、己の感情の抱き方や行動の理由を追求できる方向へ進んでいくことが大切。
あなたも、その過程で自分の本当の才能や役割に気づいて欲しい。
与えられた運命に気づかなければ、人は人生に満足はできないのだと言います。
学んできたことを手放すことを学べ。
「やる」か「やらぬ」かだ。「やってみる」はない。
失敗に保険をかけたような思いを心に少しでも持ち続ける限り、フォースは忠実にその思いをこの世界に投影するまでだ。
学んできたことを手放し、新しいことを「やってみる」のではなく、「やる」ことこそが大切なのだそうです。
最後に一番参考になった点をご紹介いたします。
人は誰しも、自分の中心に善悪を知る能力をもっている。正しい軌道に乗っているか、そこからはずれているかを知る能力をな。きみの本質はいつでも最善の選択を知っている。
ジェダイの哲学は、まさに人生訓です。これは良書です。