自分を安売りするのは“いますぐ“やめなさい。
みなさんは、ご自身の市場価値を正しく理解されていますか?
客観的ば理解が難しいことはもちろんですが、自分の市場価値を最大にするにはどのようなことをすればよいのか?
知りたいですよね。
今回は、経営者でありコンサルティングをされている岡崎かつひろさんの書籍「自分を安売りするのは“いますぐ“やめなさい。」を読みました。
本書は「あなたの価値を最大化する32の習慣」という形で解説してくれています。
本書の特徴は、「どうしたら最も無駄がなく、いち早く結果を出し、自分の価値を高めていくことができるのか?」
ということがよくわかる一冊です。
いいものをより高く売ること
言われてみれば当然ですが、その対象はモノではなくて、「あなた自身」です。
本書によれば、あなたが自分自身を高く売らなければならない理由は3つあるそうです。
①激変時代にしっかりと保証をつけることができる存在は、自分自身だけであること
②社会の一員として世の中に価値を提供できる人を時代が求めるようになり、
その要求速度が加速しているため
③しっかりと自分の望む未来を実現させていくため
何よりも大事なことは長く勤めているかどうかよりも、「価値がある仕事をしているかどうか」ということなのだそうです。
自己実現のために働いてこそ、価値が上がる。
そして、目の前の作業に追われるだけならただの作業員であり、それでは誰からも評価されない。
逆にまわりから高く評価されている人は必ず「ビジョン」があると述べられています。
「自己実現のため」に働いてこそ、人間の価値が上がるのだそうです。
とにかく、「やりたいこと」より、「やる価値があること」をやることの重要性を述べられています。
信頼関係を築くために大事なこと
相手、そして自分との信頼関係を築けるひとが価値を高めます。
そのためにやることは以下のことが大事なのだとか。
①自分との約束を守っているか
②一生懸命に仕事に取り組んでいるか
③日々挑戦しているか
この問いにすべて「Yes.」で答えられるのが理想的です。
今は、難しいかもしれません。
でも、意識を変えれば不可能ではないはずです。
最後に本書で一番重要なポイントだと感じた内容をご紹介します。
価値がある選択をするためにはビジョンが絶対に必要なんだ。人生がうまくいっていないのだとしたら、一番の原因はビジョンを描いていないことだ。明確なビジョンがあれば、「どこの会社にいるか」はどうでもよくなる。
なるほど、深いですね。
たしかに、ビジョンのある人はとても魅力的です。
自分もそうありたいものです。