日本人の知らない会議の鉄則
日本企業の最も無駄な時間だと言われている会議。
生産性を上げるには会議を変えることから始めるのが良さそうです。
今回はピョートルさんの書籍「日本人の知らない会議の鉄則」を読みました。
会議を変えるヒントが得られるのでは?と思い、読んでみました。
そもそも会議は何のためにやるのか?
そもそも、会議は何のためにやるのでしょうか?
会議とは本来、「目的となるアウトプットを出すための手段」にすぎないと述べられいます。
つまり、出すべきアウトプットが明確でないなら開かない方がよいのだと。
そんな会議は「今すぐやめてしまえ!」ということなんですね。
すべては「ゴールありき」なのだそうです。
会議のゴールは4つ
では、会議のゴールにはどのようなものがあるのでしょう。
それは、
①意思決定(決める)
②アイデア出し(生み出す)
③情報共有(伝える)
④チームビルディング(つながる)
この4つなのだそうです。
これらに当てはまらないのであれば、やめてしまった方がよいのかもしれません。
会議の鉄則
では、会議の鉄則とは何なのでしょう。
それは「決める」「伝える」こと。
そして「決める」ので大事なのは「一度で必ず全部を決める」ということ。
いわゆる何も決まらない会議には大きく2つのパターンがあるのだそうです。
「整理不足」と「情報不足」。
これこそ、会議の進行役の腕の見せ所ですね。
そして、「伝える」には「感情を巻き起こす」ことがポイント。
会議の進行役は次のアクションに向かって「メンバーが動き出したくなっているか?」という感情面にまで気を配ることがとても大切なのだそうです。
そもそも、情報を伝えるだけで人が動いてくれるのであればメールを1本出せば済む話です。
しかし、人の心はそんなに単純ではありませんよね。
最後に、それでも相手が動いてくれない時に一度考えておくべきポイントとして共感した文章を共有しておきます。
その相手が何を手に入れたくて、何を手放したくないかを理解すること。少なくとも「理解しよう」とすること。
なるほどな〜と考えさせられました。
これは「相手の立場に立つ」という点でとても大事な視点ですよね。
「会議を変えたい、どうすれば良い会議になるのか?」困っている方には役立つ一冊です。
Thinking Point
グーグル、モルガン・スタンレーで学んだ 日本人の知らない会議の鉄則