書く瞑想
新年明けましておめでとうございます。
世界は経済、社会情勢をみるとまだまだ混沌としていますが、今年は希望の1年にしたいものですね。
今回は、古川武士さんの書籍「書く瞑想」をご紹介します。
ちょうど今年の目標を考えられている方も多いのではないでしょうか。
お正月に読むことをおすすめできる一冊でした。
帯には「本当に大切なことがわかれば、生き方はシンプルになる。」 との言葉。
自分にとって本当に大切なものは何か。
大切なことに絞り込むことで人生はより豊かになりそうですね。
書き出してみる。
大切なことは、「まず、書き出してみる。」ということ。
自分の頭に浮かんだこと、感じたこと、考えてみたこと。
なんでも良いので、思いついたことをひたすら書き出してみる。
ポイントは、心の声に耳を澄ましてみること。
言い換えると、自分と対話すること。 そうすることで、自分を深く知ることに繋がるのだといいます。
心を整える。
心を整えるために大切なこと。
それは、マイナス感情。
本書によれば、マイナス感情にこそ問題のサインがあるのだと言います。
自分の感情基準を知るためには、以下7つの質問が有効。
「好きか、嫌いか」
「やりたいことか、すべきことか」
「のるか、のらないか」
「楽しいか、つらいか」
「ワクワクするか、しないか」
「自分に合っているか、合っていないか」
「心の底から深く求めていることか、そうでないか」
たしかに、これらの基準で思考を整理していくことで、本当に求めるものは何かという本質に近づけそうです。
かたづける。
年末年始に片付けをされた方も多いのではないでしょうか。
実際の物である有体物や、デジタルなどの無体物を中心問わず、以下のかたづけの手順は参考になりそうです。
1.全部出してみる。
2.必要、不要を感情基準で分けてみる。
3.必要なことを増やし、不要なことを減らしてみる。
こうして自分の思考を整理してみることで、次のチャンスが得られそうですね。
最後に本書で最も大切だと感じたポイントをいたします。
総じて学びの多い内容でした!
必要なのは自分の心と向き合う時間。