メタ思考

メタ思考

物事を俯瞰して考えていきましょう。

このような話を聞かれたことはありませんか?

今回は、澤円さんの書籍「メタ思考」を読みました。

帯には「すべてを俯瞰で考える」との言葉。

俯瞰で物事を考えるとは、具体的にどのような方法なのでしょうか。

視点を変えてみる。

ポイントは「視点」を変えるということ。

例えば、

・自分の人生を自由にデザインするために、ひとつの価値観に縛られない

・自分が面白いと感じることに正直に、より自由に生きる

・自分ひとりだけで楽しめるルールを考える

・成功体験を捨てて、身軽になる

・得意なことを掛け合わせて個性をつくる

このように少し視点をずらしていくことがメタ思考の第一歩なのだそうです。

ものさしが複数ある時代のメタ思考

今は「ものさし」が複数ある時代なのだそうです。

ゆえに、どんな分野であれ、既存のルールに従って何かをしていくことに明らかな限界が生じているのだと言います。

ルールを疑わない人は思考停止している状態でると。

思考停止から脱却するためにはどうすれば良いのか。

そこで、必要になるのが抽象化する力。 すなわち、メタ思考力なのだそうです。

ビジネスで応用するのであれば、 顧客の問題を「抽象化」して、その「本質」を取り出す。

顧客がまだ気づいていない課題を、納得いくかたちで「言語化」することが必要。

顧客の「ペインポイント」を取り除く方法を抽象度と高めながら言語化していく。

ビジネスは課題解決である以上、課題を言語化したうえで、その解決策までセットで提案すること。

これが大切なのだと言います。

リスクを恐れない。

あらゆる物事はトレードオフ。

リスクを恐れず「外」へ出る姿勢があるからこそ、手に入るものもある。

「外」へ出て、「自分の人生で起こることは自分で選択する自由」を取り戻すことが大切なのだと言います。 失敗を失敗とみなさないのは「意志」によるもの。

人は余裕を失ったときに、とんでもないミスをおかすことを知っておくべきだと言います。

これさえ守ればOK」というシンプルで最低限のルールにした方が、自分の行動を自由にするし、 結局はミスも少なくなるようにデザインできるのだそうです。

他人の目から自由になろう 「自分が好きなこと」「自分がやりたいこと」をアクションに変えながら、組織に縛られずに自由に活動する 自己研鑽しないと生き残れない時代だからこそ、余人をもって代えがたい人材を目指していきましょう。

Thinking Point

具体的なものを抽象化するからこそ、そこに汎用性が生まれ、選択肢に広がりを持たせることができる。抽象化する力を磨いていきましょう!

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