物語思考

物語思考

やりたいことが見つからない。

そのようにご自身のキャリアに関する悩みを抱えられている方は多いのではないでしょうか。

今回は、けんすうさんの書籍「物語思考」を読みました。

帯には「やりたいことなんて見つけるな!」との言葉。

物語思考とは?

自分を主人公にして「物語を進めるように」人生を送ること。

これが「物語思考」だと言います。

自分を客観視しやすい状態にしておいたほうが、本質的な対策を打ちやすいのだとか。

要は、やりたいことを設定するのではなく、まず「なりたい状態をイメージ」することからスタートするのだそうです。

なぜなら、「なりたい状態」こそが行動に影響を与えるからだと述べられています。

そのために大事なことは、まず「なりたい状態を言語化」してみるのだそうです。

具体的には、 10年後になりたい状態を100個書いてみる。

そして、なりたい状態を書き出せたら、次は「抽象度を上げてみる」とどうあるべきかが見えるのだそうです。

自分のキャラを作る。

なりたい状態になるために「自分のキャラ」をつくってみる。

一番なりたい状態に近づくために、一番効率的なキャラは何か?

そのように自問自答してみるのです。

自分だけの物語を考えてみる。

物語が他の人の心に影響を与える唯一にして最強の方法であると断言されています。

未来になりたい像から逆算し、そのなりたい像に向かって進めるキャラを作って、行動していく。

これが物語思考の真髄なのだと言います。

Thinking Point

なりたい状態をつくって、そのひたすらそのキャラを作っていこう!