もっと幸せに働こう
仕事をすることが憂鬱。
そんな人は多いと思います。今まで、私もずっとそうでした。
しかし、仕事が辛くて苦しいことを続けるものであるのであれば、それは正しいのでしょうか。
今回は、ファッションバイヤーのMBさんの書籍「もっと幸せに働こう」を読みました。
副題には、「持たざる者に贈る新しい仕事術」との言葉。
MBさんは今でこそ知らない人がいないくらいの有名人ですが、ご自身曰く、ずっと持たざる者だったと言われています。
本書は、そんなMBさんの働き方にフォーカスした一冊。
どのような内容なのでしょうか。
好きなことには原動力がある。
他人と違う結果を望むなら、他人と違う行動をしなければならない。
どうせやるのであれば、「好きなこと」をやりたい。
そう思う人は多いはずです。
好きなことを仕事にするのは「副業」からで構わないと述べられています。
好きなことは何よりもモチベーションが生まれる自分の武器となるのだと言います。
好きなことを原動力にしていくことが大事なのですね。
良質なインプットを。
MBさんも多くのインプットを経験されてきたそうです。
ただ、良書は常に抽象的であると述べられています。
大事なのは、「自分だったらどうするか」という具体化作業が必要であると。
そのためには、何もしないで1日1時間考える時間を作ることが大事なのだとか。
すなわち、読んだら必ず「具体化作業する時間」を確保すること。
これが、新しい行動に繋がるのだと言います。
新しい行動を嫌う理由は2つ。それは、
①本能的な力
②正解主義
これらが働くのだそうです。
成功の鍵は、
「新しい行動をとにかく起こすこと」
これに尽きる。
なぜならビジネスとは常に「差別化」が求められるからだと言います。
感情の力。
実は全てのモノやサービスは「感情」でお金が動いている。
これが極めて重要だと言います。
本当に考えなくてはいけないのは、
「どうやったらお客様の感情を刺激することができるのか」
「どうやったらお客様に素晴らしい感情を与えることができるのか」
強い感情を生み出せば生み出すほど、ビジネス的には対価を得られるのだと言います。
いい流れに乗るための3つの法則。
物事には流れがあります。
いい流れに乗るためには3つの法則があるのだといいます。
それは、
1.独学で勉強するのはやめる
2.仕事のできる人が多いコミュニティに入る
3.友達を選ぶ
環境を変えるときに、この辺りを意識するといい流れに乗れるのだと言います。
ビジネスにとって何より大切なのは「顧客の定義」。喜んでくれる人を相手にビジネスを展開しなければならない。基本は、「顧客の成長」と「関心度に応じたサービス」を行うのが基本。顧客のことをもっと真剣に考える。「思いやり」こそが社会で成功を収める秘訣。大事なのはいつも他人を想うこと。
本当にその通りですね。
Thinking Point