プレゼン思考

プレゼン思考

プレゼンテーションと聞いて、苦手意識を持つ人は多いのではないでしょうか。

今回は、小西俊之さんの書籍「プレゼン思考」を読みました。

日々の業務でプレゼンをされる機会の多いビジネスパーソンの方にとって、参考になる内容が多いのではないかと思います。

コロナ渦でこれからのコミュニケーションの形式はかなり制限される中、よりいっそうレベルの高いプレゼン技術が必要になると述べられています。

たしかにオンラインだと相手に情報が伝わりづらいというのがあるのではないかと思います。

だから、今は少しでも「カンタン」にして「相手が聞きたいもの」に変えることが求められるのだと述べられています。

プレゼンとは何か?

プレゼンとは、

目的達成に向けて、やるべきことを考え、相手にその思いを届け、共感を生み、ともに行動するきっかけとなるもの

本書ではこのように定義をしています。

何事も「伝わらなければ意味が無い」ということ。

確かにその通りですね。

そして、プレゼンの本質とは何か。

それは、

人の心を動かすもの」であること。

プレゼンの必勝方程式。

プレゼンには必勝の方程式があると述べられています。

それは、

課題 ⇒ 未来 ⇒ 実現案

つまり、

いまこうですが ⇒ こうなりましょう ⇒ この方法で

この流れがベター。

このように流すコツとしてはl

カンタンに、わかりやすく、興味がわくように書き換える」こと。

そのためには「話し手」ではなく「聞き手」の立場になって話すこと。

なぜなら、「答えは相手の中にある」から。

そもそも相手は聞いていないという前提に立つべきであり、だからこそ、相手が聞きたくなるように、話すのがコツであると述べられています。

プレゼンで目指すのは、提案内容が相手に深く伝わり、その人達が「自分ごと」として考えるきっかけとなり、さらに周りの人たちに話したくなること。

Thinking Point

プレゼンの本質を掴んで、聞き手の立場で語ることを常に意識すればうまくいく!