ブレインドリブン
緊急事態宣言が継続になりました。
ウィズコロナ時代のテレワークによる脳の疲れを感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、青砥瑞人さんの書籍「ブレインドリブン」を読みました。
ブレインドリブンを理解することにより、
モチベーションを育み、ストレスとうまく付き合えるようになり、クリエイティビティが高まる
のだそうです。
まさに脳にいいことづくめですね。
メタ認知を理解する。
「自分を高める」ために、まず必要なのは「メタ認知」なのだそうです。
メタ認知は、「自分自身を、客観視、俯瞰視」した認知の状態のことを指します。
自分自身のことを主観的に捉えるだけでなく、客観的に捉えてみよう。
一面的に捉えるだけでなく、俯瞰的に捉えよう。
というのがメタ認知の基本的な役割なのだとか。
重要なのは「意識的に注意を傾ける」姿勢。
ほとんどの人は意識的に自分を見ようとしないが、
汝自身を知れ。
という古代ギリシヤの格言があるように自分をメタ認知する習慣を持つことが本当に大切なのだとか。
脳の仕組みを理解する。
脳神経科学の世界には、次のような言葉がある。
使われば結びつき、使われなければ失う。
つまり、重要なことは意識的に使うこと。
人間の行動と思考を理解するには、密接に関連する感情を理解することなしには難しいと言われています。
何か行動を起こす起点となるモチベーションを高めるには生活リズムを整えることがスタートになります。
朝のセロトニン量が多いと、それに比例して夜のメラトニン量が多くなるため、朝に大量のセロトニンをつくることが、夜の良い睡眠につながることがわかっています。
やる気スイッチを押す。
やる気スイッチ「モチベーショントリガー」を持っておくことも大切。
ポジティブに意識的に「良いところ」を探す。
「何のために、何をやろうとしているのか」を明確にする。
もっと多くの人が、「自分のやりたいこと」に素直になっていいのだと述べられています。
なぜなら、そうすることで学びが加速するからなのだそうです。
やりたい分野において学びを深めることで、それが人のために役立つようになるなら、人生はもっと楽しく、豊かになるのではないか。少なくとも私は、そんなことを日々意識し、大切にしながら日々を過ごしている。
たしかにそうですね。
人生を楽しみ、豊かにするために学ぶ。
やりたいことをやることが脳にとっても良いということなんでしょうね。