労働2.0
働くとは何か?
私たちはなぜ、働くのか?
今回は中田敦彦さんの書籍「労働2.0」をよみました。
副題は「やりたいことして、食べていく。」
帯には「才能がなくても、楽しく稼げる!」との言葉が。
どのような働き方なのでしょうか?
労働2.0時代の働き方
・最初は組織の「歯車」でいい
まず、やるべきことは今いる組織の中で「できること」を増やしていくことだと述べられています。
・言われてないことをやりまくるやつが出世する
クビにならない範囲で、指示された以上のことをやることが出世するコツなのだとか。
そして、やりたいことをやって出世するには3つの条件があるのだと言います。
それは、
1.何を求められていて、どうすればベストな形で達成できるかを判断する想像力を持つこと
2.良い目的であること(会社、社会のためは⚪︎、自分の利権のためは×)
3.クビになるレベルの反則技は犯さないこと
この3つなのだそうです。特に1を考えることが大事だと感じました。
・仕事とは、「人に役立つ暇つぶし」
だからこそ、大切なのは「人から使われて終わる」のではなく、「楽しく働くこと」。これに尽きます。
・毎日の消費行動に、ビジネスのヒントが潜んでいる
身の回りのサービスや商品がなぜ売れているのかを考えること。
この視点がちゃんと持てれば、ビジネスが上手くいく確率はグッとあがるのでしょうね。
・日本人は「経営者教育」が足りない
つまり、経営者視点を持つために二足・三足のわらじを履いてもいいのだと。
被雇用者の立場でも、他所に仕事を発注したり、副業を始めてみることが大事だと述べられています。
今の時代は、とてもチャレンジしやすい環境にあるのではないでしょうか。
最後に一番、参考になった言葉をご紹介して締めたいと思います。
皆さんたちも、稼ぐことにもっと貪欲になるべきです。面白くて、やりがいがあって、かつ儲かる仕事とは何かを一人ひとりが考えて実践したら、日本の将来はもっと明るくなるでしょう。稼ぐことは良いことであり、最高に楽しいことなのですから。
その通りだと感じました。非常に前向きな考え方ですし、とても共感できますね。