スゴイ！話し方
あなたは「話すこと」って得意ですか？
話すことってコミュニケーションで一番大切な方法ですよね。「話し方」って人それぞれで、本当に面白いです。
今回は、夢実現プロデューサーの山崎拓巳さんの書籍「スゴイ！話し方」を読みました。
私自身うまく話せる時と、そうでない時の差が激しく、一つでも参考になることがあればと考え読んでみました。
昔、山崎さんは相手を言葉でやり込めて自己満足するようなイタイ方だったそうです。
話し方を変えるだけで、周りの人たちの反応が変わり、ビジネスが好転し出したという体験談を交えて、本書を書かれたそうです。ご本人の３０年間にわたるノウハウが凝縮されている一冊とのこと。
話せることは武器になる。
「話すことは苦手」そんな人は多いかもしれません。ただ、現代において「話す」「書く」と言った表現するスキルは非常に価値を増していると説いています。
スマホが普及し、SNSが大きく発達することにより、個人の発信力が大きな力を持つ時代がやってきています。だからこそ、話すスキルは磨いておきたいですよね。
大事なのは中庸でいること。
人を動かすには「中庸」で話すことがよいのだそうです。中庸とは「中間的な考え」つまり偏らないニュートラルな体制でいることだと言い換えられるのではないでしょうか。
一流の方はニュートラルな立場で発言することが上手いと聞いたことがあります。
中途半端はダメでしょうが、プラスマイナスをうまく捉えて発言することで、チームの士気を高める。
高度ですが、これってスゴイことですよね。
相手の自己肯定感を高めるには？
相手を素直に褒められる人は素敵だと思います。スマートにできる人は特にすごい。
褒められて嫌になる人はいませんよね。褒めるには相手に関心を持つことが必要だと述べられています。
「私は、あなたを見ていますよ！」と言ったことをちゃんと言葉に変えていくことが大事なのだそうです。もちろん、やりすぎはダメでしょうけど。
少し勇気がいることもあるかもしれませんが、これは大切なのでぜひ取り入れていきたいですね。
その他「相手を引き込む話し方」や「会議を上手く進めるための話し方」など、ビジネスで大いに役立ちそうな内容が満載でした。
最後に印象的な言葉がありました。
今、こうして書き終えてわかったことは、「話す方法」とは「会話を通して、人とラポール（信頼関係）を築く方法」だったということでした。
メールやLINEなどの便利なツールが発達して、ビジネスをする上では会話がなくてもコミュニケーションが成立する時代になっています。
でも、本当に大切なことはフェイス・トゥ・フェイスでなければ、伝わらないでしょう。
相手との信頼を築く話し方ができるというのは、便利なツールが普及した今の時代においても、とても価値のあることですよね。
Thinking point
