すぐやる人の〝超えてる〟思考法
仕事でもプライベートでも、とにかく行動の「早い」人っていますよね。
今回は、経済評論家の藤沢久美さんの書籍「すぐやる人の〝超えてる〟思考法」を読みました。
本書によると、すぐやる人には「すごい習慣」が身についているのだとか。
参考になることがあれば1つでもあればと思い、読んでみました。
本書は、日本の優れた経営者の方の言葉を抜粋し、解説をした構成になっています。
下手でもいいから早くやれ!
とにかく、下手でもいいから早く取り掛かることが重要なのだそうです。
もちろん、準備は大事ですが、準備ばかりに時間をかけてしまうと物事は却って進まなくなってしまう。
「うまくやればやろうとするほど、機会損失は拡大する」
時は金なりという言葉の通りチャンスを逃さないこと。これが大切なんですね。
目の前の仕事に本気で取り組め!
今、目の前にある仕事。これに全力投球することが、すぐやる人に共通すること。
仕事の時間を効率的に使いたいと思うのなら、何よりもその気持ちを強く持つことである。
いわゆるマインドの話ですが、まさにその通りですよね。
すべての起点は「気持ち」です。これが無ければ何かをしたくてもうまくいきません。
あなたは、目の前の仕事に本気で取り組まれていますか?
ターゲットを明確にしろ!
ビジネスで重要なこと。それは、「ターゲット」を明確にすること。
言われてみればその通りかもしれません。
でも、なぜ、明確にしておく必要があるのでしょうか?
成功者はこのように考えるようです。
できるだけターゲットを絞り込んで「小さな器」に入れるための商品をつくる。
するとやがて、その器から溢れるように「消費が拡大」していきます。
ターゲットの明確な商品のほうが、「結果的に大きなヒット」につながる場合が多いのだとか。
成功する人の信念の源泉とは。
大事なのは、「つねに消費者目線でモノを売ること」。
今は、モノを売ろうとしてもなかなか売れない時代。
例えば、ハード(商品)の価値は、ソフト(使い方)を提案することで、爆発的に売れるようになる。
これって、すなわち顧客が何を価値と考えるか。ということから始めると分かりやすいかもしれません。
具体的に商品をどのようなライフスタイルで活用することが想像できるか。
想像を膨らませて、ソフトもセットで提案することが大事なんですね。
本当に大事なことをできるチャンスは2つか3つしかない。
この地上で過ごせる時間には限りがある。
本当に大事なことを本当に一生懸命にできるチャンスは2つか3つくらいしかない。
時間が有限だからこそ、自分が本当にやりたいことに力を注ぐべき。
人生を長いと考えるか、短いと考えるか。
考え方ひとつで大きく変わりますよね。
最後に、以下の言葉が大変参考になりました。
大事なのは、「己を知る」「足るを知る」「留まるを知る」「物事には必ず終わりがくると知る」それを熟知していれば身を滅ぼしたり会社を滅ぼしたりすることはありません。
すべて大切なことだと考えます。
熟知する域には、まだまだ遠いいですが、頭に入れておくことで、苦難を乗り越えることができるのではないでしょうか。