多動力
やりたいことは沢山あるんだろうけれども、今の生活から抜け出す勇気がない。
そんな人は多いのではないでしょうか?
人生は長いようで短い。短い人生の中で多くのことを成し得るためには、一体何をすれば良いのでしょうか。
今回は、堀江貴文氏の書籍「多動力」を読みました。
帯には『何万の仕事を同時に動かす「究極の力」』とあります。
一体どんな力なのか?そのヒントを掴むべく読んでみました。
3つの肩書きを持て
大事なのは肩書きを3つ持つこと。
例えば、会計の専門家 × ランナー などいくつもの肩書きを持つことでレアな存在になれるのだそうです。
1つの肩書きで100人に1人だとします。
少なくとも3つの肩書きを持てば100×100×100で、自分の価値は10,000倍になるという計算です。
代わりが効かない存在になれば、レア度が上がり市場価値も上がる。
そうゆうことなんですね。
多自分の時間を取り戻せ!
この「多動力」の源泉は好奇心と集中力なのだそうです。
でも、何かに好奇心を持って集中するにもすべて時間が必要です。
ここで大事なのが「自分の時間」を取り戻すこと。
あなたは「自分の時間」を生きているのか?
他人にコントロールされている「他人の時間」を生きているのであれば、自分の好きなことをやる前に人生が終わってしまう。
強烈なメッセージが強く刺さりますね。
恥をかいた分だけ自由になれる。
行動に移せない人は、「他人はどう思うだろうか」という「感情」があなたにブレーキを踏ませているのだ。
つまり、多動になるための最大のハードルは「他人にどうみられるだろう?」という感情なのだそうです。
ただ、堀江さんは「誰もあなたには興味がない。好きなように生きて、思いっきり恥をかこう。」と述べられています。
世間体や、周りの目、確かにこれって気になりますよね。
でも、大事なのは自分の本当にちゃんと向き合うこと。
自分の心の声にちゃんと向き合い、好きなことに使う自分の時間を生きられるか。
これが大事なんですね。
人生の目的について、堀江さんは最後にこう述べられていました。
人生に目的なんてない。今を楽しむことだけが、すべてなのだ。
今を全力で楽しむ。多動であることの源泉はこうゆうことなんですね。
現代を強く生きるヒントが本書には詰まっています。
堀江さんは、本書については散々今まで言ってきたことだと述べられていますが、端的に重要なことが纏まっている本書から活力をもらった人は多いのではないでしょうか?
良い本だと思います。最近、漫画版も出たようですね。