小さく分けて考える

小さく分けて考える

分けて考えよう。

このように物事を分けて考える方法の大切さを問われることって多いですよね。

今回は、菅原健一さんの書籍「小さく分けて考える」を読みました。

帯には、「頑張っても報われないのは、考え方から間違っている」との言葉。

いったいどのような内容なのでしょうか。

思考の違いが人生の質を変える。

どのように物事を捉え、考えられるか。

その考え方の違いによって、人生の質が変わってくるといっても過言ではありません。

本当に大事なことを見つけるためには、考え方を変えてみること。

やみくもにがんばらず最大限の結果を出すカギの1つが「分けて考えること」。

分解思考のメリットの1つは、

これなら無理なく課題解決ができそう。 

と解決策がみつかることだと述べられています。

目標を分けて考えてみる。

まず、最初に理想や目標を分けて考えてみることを推奨しています。

理想や目標は大きければ大きいほうがいい。

社会視点:もっと多くの人に役立つにはどうしたらよいか?

業界視点:自分の業界を社会に役立つ業界に変えるにはどうしたらよいか?

会社視点:会社を業界No.1にするにはどうしたらよいか?

事業視点:この事業で売上を増やすにはどうしたらよいか?

個人視点:もっと楽になるにはどうしたらよいか?

最初は個人視点でもよいかもしれませんが、最終的に社会視点まで大きくできると良さそうですね。

上手に分解するための6つのポイント

それでは、上手に物事を分けるためには、どのような考え方をすれば良いのでしょうか。

本書では以下の6つの方法を推奨しています。

①かけ算で分解する

②一つ上に戻って、全体像を考える

③細かく分けすぎない

④アイデアを出したい時、抜け漏れをなくしたい時は「反対」をとる

⑤あえて大きく捉える

⑥自分の気持ちは切り分けておく

これらのやり方を実践してみることで、より上手な分解ができそうですね。

Thinking Point

視点を上げて大きく考えるほど世の中に必要とされる。分けて考えていきましょう!