「MBA生産性をあげる100の基本」から学ぶ自分の働き方改革。

MBA生産性をあげる100の基本

だいぶ「働き方改革」という言葉も定着してきましたね。

しかし、聞こえの良い掛け声だけで「何も変化がない。」と感じられている方も多いのではないでしょうか。

私もそう感じている1人ですが、じゃあ自分自身の生産性を上げるところかなと思い、本書を手にとって読みました。

今回読んだのは、嶋田毅さんの「MBA生産性をあげる100の基本」という本です。

本書の帯には「ビジネススクールの2年間で学ぶ武器としてのスキルセットが1フレーズですっきりわかる」との言葉が。

生産性を上げるスキルは「答えのない世界を生き抜く武器になる」のだそうです。

一体、どんな内容なのでしょうか?

構成的には見開きでポイントと解説が載っている形式で非常に読みやすいです。

情報収集・データ分析

リサーチやデータ分析に携わっているかたは以下のポイントを意識して、行動するとよさそうです。

①「踏み込んだ仮説」こそ仮説思考の鍵
仮説レベルからさらに掘り下げて考えることが大事。

②一次情報に当たれ
誰かが言った二次情報ではなく、一次情報に意識してあたることで精度高い情報収集ができるようになる。

③重要指標の定点観測に勝る情報なし
成果を上げる上で重要な数字があるのであれば、それを定期的に見続けることが大事である。

④分析は切り口と切り方
分析をするには「切る」プロセスが大切。

⑤本質を考えよ
その情報を取る目的、そして何を得たいのか?結局、本質的にはどうゆうことなのかを掘り下げて考えるということなんですね。

伝える力

伝えるスキルは、人の心を動かし、行動に繋げていくのにとても重要なスキルです。

①論理、情理、倫理
論理は重要だが、論理だけでは響かないということ。情理と倫理も同じくらい大切にしなければならないということです。

②アナロジー、イメージ、ストーリーで理解と定着を加速せよ
「例えば〜」といったような相手に刺さる具体的な「像」を植え付けることが大事。心理学や脳科学の研究でも、言葉だけで語られたことがすぐに忘れ去られるのに対し、イメージや図表とともに語られた事柄は長期にわたって記憶に残ることが証明されているのだそうです。

③魂は言葉の選択に宿る
使う言葉のセレクションが人のモチベーションを左右する。よって、どのような言葉を選択すれば相手の感情に働きかて、エネルギーを与えられるか、しっかり考えることが大事になるようです。

必要なスキル

大事なのは「腐らないスキル」を身につけること。

スキルの陳腐化に備えることで、自分自身の価値を保存することができるという考え方です。

カッソ教授のモデルで言えば、
①コンセプチュアルスキル、②ヒューマンスキル、③テクニカルスキルの3つがあるそうです・

①コンセプチュアスキル
概念化のスキルであり。抽象的な正答のない事象に向き合い、誰もが納得する解答と鮮明な将来ビジョンを描くことができる能力であり、経営者に必要なスキルだと言われています。

②ヒューマンスキル
コミュニケーションやリーダーシップなどの対人関係に関するスキルとなります。

③テクニカルスキル
業務を遂行する上でのスキル。商品やサービスの知識、PCのテクニック等のスキルを指すそうです。

正直、私は②と③しか知らなかったので①という考え方があることを学びました。

しかし、このコンセプチュアスキルを持っている方は非常に稀なのではないでしょうか。

最後に本書で一番良いと思った内容をご紹介します。

志を育てる。心と向き合い「小志」を積み重ねることで答えを探し続ける。
小志:一定期間、人生をかけてコミットする目標 大志:一生涯を通じて達成しようとするもの

このような考え方自体がとても大事なんですね。

働き方を見直すために、気がついたときに辞書的に使える優れた一冊です。

Thinking Point

データの取り方には押えるべきポイントがある。将来、経営をするのであればコンセプチュアスキルを意識して身につけるようにすること!

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