「未来予測の技法」で先読みする力を身につける。

未来予測の技法

未来を見通せるようになる。

すごい力です。

優れた経営者の方は「先見性」があると周囲の方から言われるように素晴らしい力をお持ちです。

未来予測をするにはどのような技術があるのか。

今回はメタップスを経営されている佐藤航陽さんの書籍「未来予測の技法」を読みました。

テクノロジーでお金と経済のあり方が変わる。

テクノロジーはすべてを塗り替える。それは国家でさえも置き去りにする。

どうゆうことでしょうか。

多くの国家で採用されている「資本主義」は、人間の欲望には際限がないという前提に立ち、その性質を活用して経済を発展させていこうとするのが本質であると述べられています。

その資本主義において最も必要性が高いのが「資本を高速で増やすこと」であると。

国家にとって最も脅威となるのが多国籍企業。なぜなら、国家と比べて「コストと効率の面」で圧倒的に優れたソリューションを提供できるからなのだそうです。

それが、テクノロジーの力。

今の時代はテクノロジーを味方につけ「変化に対応できたものだけが生き残る」ということ。そして、その考え方の本質は「地図を捨ててコンパスを持つ」ことにあるのだと述べられています。

つまり、新規事業開発で作られるような事業計画やFS自体無意味に等しいということ。

方向性さえ間違っていなければよいということなのでしょうね。

未来予測の鍵は「パターン」

本書によれば、テクノロジーが進歩していくと政治や経済のシステムがどのように動いていくか、そこには「パターン」があるのだと述べられています。

これこそが、未来予測の技法なのだと。

第一に「常に原理から考えること」

未来を予測するときにまず行うことは、そもそもの原理を考えることであり、原理を考えるためには、対象となるシステムがどのような「必要性」を満たすために生まれてきたかを、その歴史をふまえて見ていくことが大事なのだそうです。

繰り返し描かれているパターンを明らかにし、それを元に未来社会の全体的なトレンドやメカニズムを探っていくこと。

そして、それを重要な意思決定に活かしていくことがとても重要なのだそうです。

第二に「タイミングの見極め」

タイミングがすベてを決める」とまで言い切られています。

あまりにも早すぎれば、コスト、技術、品質、倫理などの面で社会に受け入れられることはなく、逆に遅すぎれば成果は全て他人に持っていかれてしまうのだと述べられています。

タイミングが適切かを読むための最も良いリトマス試験紙となるのが「周囲の人の反応」であると。結局、人間同士がビジネスを繰り広げる以上、タイミングとは相対的なものでしかないということです。

自らパターンを見出すには行動あるのみ。物事がうまくいかない場合、パターンを認識するために必要な試行回数が足りていないことがほとんどです。サンプル数が必要だと頭ではわかっていながらも、感情的な理由から十分な数が集まるまえに諦めてしまうことが本当に多くあります。

たしかに、質は量から生まれるという前提に立てば、パターンという試行回数を多くこなすことではじめて見えてくるものがありそうです。

Thinking Point

テクノロジーを味方につけ、パターンを探すことで未来を予測することは可能である。あとは行動あるのみ!

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