「3か月」の使い方で人生は変わる

「3か月」の使い方で人生は変わる

あの時にこうしておけばよかった・・・。という後悔。

今の自分の人生を変えたい。

そのように考えている方は多いのではないでしょうか。

今回は、佐々木大輔さんの書籍「「3か月」の使い方で人生は変わる」を読みました。

人生を変えるには「3か月」あれば十分なのだそうです。

一体、どんな内容なのでしょうか。

「時間の使い方」の巧拙で圧倒的な個人差が生まれる時代

何かが変わる。

そういう感触が得られるのが「3ヶ月」という単位なのだそうです。

1つのテーマに向き合って取り組むことで、面白さを発見したり、知識や理解を深めることができたりするなど自分の成長が実感できる期間が「3か月」。

3か月」は確実に変化を起こせる最小単位であると。

大切なのは何をやるべきか?

3か月で人生に変化を起こせることはわかった。

しかし、一体その3か月で何をすべきなのか?

ポイントとなるのは、「みんなが注目していないこと」で「自分がやりたいこと」。

そして、「現実ベース」ではなく「理想ベース」からはじめるのがよいのだそうです。

つまり、「自分がどうなりたいのか?」という理想の自分をイメージするところから。

長期的なゴールをつくるのであれば、「世の中にどれだけ貢献できるか」という視点も大切。

そのアクションは「自分がコントロールできること」で設定することが重要。

例えば、TOEICテストであれば、「TOEIC600点」ではなく、行動に移せる「テキスト3冊」といった具体的な目標の方が、実現しやすいのだとか。

ストーリーの重要性

どんな条件より、人を動かすのは「ストーリー」。

「これに取り組むと、世の中がこんなに面白く変わる。」といったことがストーリーで語れるひとは強い。

ストーリーには、大きな世の中の流れを意識しながら、「ここに水を流せば、必ずこっちに流れていく」というように誰もが納得できる「腹落ち感」が欠かせないのだそうです。

取り組むべきテーマが見つかって、それで誰かを巻き込んだり、誰かの力を借りる必要があるならば、次の3つをしっかり押さえておくことが重要だという。

①誰に対して、何がしたいのか?

②それを実現できたら何が起こるのか?

③それにはどんな意味があるのか?

自分のやっていることは、「明らかに意味があるという強力なストーリー」に、人は共感し、突き動かされるのです。

そして、自分自身が続ける基準は、「自分が楽しめるかどうか」の1点。

何かにチャレンジするときには、大なり小なり不安はつきまとう。でも、そんなときこそ、それに挑戦しようと決めた時のワクワクした気持ちにもっと目を向けてほしい。本当に意味があると思ったから、「やりたい」と思ったはずだ。「意味」を見出したチャレンジは、成長の大きな糧になる。

まずは、「3か月」徹底的にチャレンジしてみてもよいかもしれませんね。

Thinking Point

3か月で人生は変えられる。何をすべきか、何を大切にするかのストーリーをしっかり持っておこう!