ブチ抜く力
圧倒的な成果を出すにはどうしたら良いのか?
今回は、ネオヒルズ族として活躍されていた与沢翼さんの書籍「ブチ抜く力」を読みました。
本書によれば、最短・最速で圧倒的な結果を出すのがこの方法なのだそうです。
すべては1つの結果のために
大切なのは、やることを1つに絞り込むことなのだと言います。
1つの事に魂を売り、ブチ抜いていく姿勢。
ただひたすら1つの結果のためだけに、ストイックになること。
これが、結果を出す唯一の秘訣だと述べられています。
言われてみれば、当たり前だと思うかもしれません。
しかし、徹底的にやることがポイントなのだそうです。
センターピンを掴む。
圧倒的な成果を残すためには「センターピン(物事の本質)」を掴むことが大切。
そして、センターピンに向かって、3週間徹底的にやること。
人の意見は聞かず、ストイックに突き進むこと。
まずは、自分に真剣に向き合い取り組む姿勢が大事なのですね。
10年後の自分への投資
10年後の自分を見据えて投資をしているか?という視点が大事なのだそうです。
10年あれば、人は何でもやれるのだと言います。
だから、10年後に「自分はこうありたい」と思う理想や目標を持つことが大切。
社会において「頭が良い」とは何か。
それは、「物事の本質を捉える事」ができるかどうか、という視点。
具体的には、
①全体像を把握する。
②推論を立てる。
③センターピンを設定する。
これからの世界で起きる事を予測し、逆算して今から動く姿勢が大切。
そのためには、大きな「時代の潮流」を読み切ること。
時代の波に乗らないとそこで成長は止まってしまう。
企業から個人へのパワーシフトが起き、益々「個人が影響力を持つ時代」になっていく。
だからこそ、個を磨き続けることが大事なんですね。
最後に、本書で一番参考になった言葉をご紹介いたします。
過去を悔やむなら、その過去を悔やむ1分、1秒を、自分の未来を変えるために使って欲しいと思います。自分の未来のために何かをするという行為は、いつだって遅すぎることはないのですから。
本当にその通りですね。
自分への言い訳をやめれば、誰だって成果を残すことは可能だということがわかる一文です。