いま君に伝えたいお金の話
村上ファンドで有名な村上世彰さんの書籍「いま行きに伝えたいお金の話」を読みました。
帯には「お金は一人でポツンといるのが嫌いです。」との言葉が。
一体、どのような内容なのでしょうか。
お金の3つの機能とは?
そもそも、お金にはどのような機能があるのでしょうか。
本書によれば、3つの機能があるのだと言います。
それは、
①何かと交換できる
②価値をはかることができる
③貯めることができる
といった3つの機能なのだそうです。
お金のを持つことのメリット
では、お金を持つことのメリットってなんなのでしょうか。
それは、以下のようなことだと述べられています。
・やりたいことをやるためには、余分なお金が必要
・お金を持っていれば、人を助けることができる
つまり、選択肢を増やし、人助けをするにしてもお金が必要なのだと述べられています。
お金に強くなる。
そして、上手にお金を使えるようになるためには「お金に強くなる」ことが大切なのだとか。
お金に強くなるには、「数字に強くなれば良い」ともいえるのだと。
つまり、「物事を数字でとらえる」力を手にいれるということ。これが大切なのだとか。
村上さんが株式投資をするときに、もっとも重視するのが「期待値」という考え方なのだそうです。
最後に日本のお金の教育について、以下のように述べられています。
残念ながら、日本ではなかなか子どもの頃に「お金の教育」を受けるチャンスがありません。僕がお金と上手に向きあえるようになったのは、小さな頃からオープンに堂々と「お金」の話をし、「お金」について色々なことを考えたり勉強したりする機会をくれた父のおかげです。
なぜか、日本ではお金の話はタブーという考えが根底にあるような気がします。
しかし、小さなお子さんがいる家庭でも「お金」について、しっかり話をしていくことは日本という国を強くしていくためにも必要なのかもしれませんね。