観察力の鍛え方。
観察力。
それは、ビジネスパーソンが身につけることでグッと仕事のインプットとアウトプットの質が高まる。
今回は、佐渡島庸平さんの書籍「観察力の鍛え方。」を読みました。
帯には、「一流のクリエイターは世界をどう見ているのか」との言葉。
どのような内容なのでしょうか。
観察力こそがドミノの一枚目。
そもそも、「観察」とは何か?
本書によれば、次のように定義をしているようです。
物事の状態や変化を客観的に注意深くみて、組織的に把握すること。
そして、この観察力が鍛えられてくるとインプットの質は上がるのだと述べられています。
観察力を高めると、どんな良いことがあるのか?
それは、
特別な努力をしなくても、日常的に質の高い情報がどんどん蓄積されるということ。
そしてインプットが溜まってくると身についてくるのが、俗にいう「感性」。
感性が上がると、気づくことの質と量も圧倒的に増えるのだと述べられています。
仮説検証のサイクルを回す。
仮説は最強の道具である。
問い ⇒ 仮説 ⇒ 観察 のサイクルを回すこと。
この時のコツは、徹底的にまねるということ。
仮説を作る上での「型に気づく」。
「型」を学ぶということは、歴史の中で生き残ったものを徹底的にまねるという営みである。
真似るという行為は、終わりのない「仮説検証」そのものであり、型のないオリジナリティは独りよがり。
型を覚えるときは、はじめは愚直な暗記で構わないと述べられています。
ある程度、型を暗記して、自然に使えるようになり、解像度が高くなると、仕種や所作にも自分なりの考えが及ぶようになるのだと言います。
Thinking Point
観察力を身につけることで、質の高いアウトプットが出せるようになる!徹底的に型を真似るところから始めよう!