お金の増え方は9割部屋で決まる
『お金の増え方は9割部屋で決まる:人生を豊かにするミニマリスト思考』は、ミニマリストとして実践的に暮らし・家計を整え、結果として貯蓄や資産を増やす方法を教えてくれる一冊です。
「部屋の乱れは家計の乱れ」と題して、モノの持ち方や空間のあり方が収支に直結する、というちょっと笑っちゃうほどシンプルな真実からスタートします。
部屋の状態で「無駄遣い体質」を見抜く
部屋が散らかっていると、実は家計まで散らかっていることが多いのです。
Takeru氏は、モノが多いこと自体がお金の“使い癖”を表していると指摘します。
部屋にある1個1,000円のモノが何千個も積もると、それだけで数十万~数百万円に相当するという考え方は、笑えますが実際に家計の無駄とリンクしていることが多いようです。
つまり、「片付け=貯金」と覚えておくとよいでしょう。
実際に整理された部屋は心もスッキリし、衝動買いをしにくくなるとされ、見た目の整頓がそのまま財布の整頓につながるという理論は、部屋を見るだけでその家計状態を予測できる。
――なんて、まるで魔法のような指標にもなります。
ミニマルな暮らしで「お金を回すべきもの」を明確にする
本書では、「必要なものだけを持つ」というミニマリスト思考が、お金の管理にも効いてくると強調されています。不要なモノを減らすだけでなく、支出を「健康への投資」「自己投資」「インデックス投資」など、本当に価値のあるところへ振り向けることが重要です。
これはただの節約術ではなく、人生の質を上げるお金の使い方を指南してくれます。
引き算思考で生活の無駄をどんどん削ぎ落としていくと、自然と「必要十分な暮らし」が見えてきます。
モノが減ると空間に余白が生まれ、心にも余裕ができると同時に、家計に余裕も生まれるという流れは、理屈抜きに“気持ち良い”体験になります。
部屋が整えば家計も整う、そして人生が整う
ミニマリストTakeru氏は、自身の経験を元に「部屋を整える=暮らしを整える」という指針を強調しています。
部屋を片付けるだけではなく、資産額を定期的にモニタリングしたり、家計の無駄遣いを見直す習慣をつけることで、お金の増え方が変わってくると述べています。
そして忘れてはいけないのが、富と幸せのバランスです。単にお金を貯めるだけでなく、心の豊かさや時間の自由も大切にするという視点も本書は伝えています。
部屋の余白と同じように、人生にも余白を持つことが結果的に「お金が増えたね」という嬉しいサプライズにつながるのだと気づかせてくれます。
「部屋が片付くと、財布も片付く。」一見皮肉に聞こえますが、暮らし全体の整理は経済的自由への近道です。
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