パラドックス思考
矛盾に満ちた世の中で、私たちはどのように生きれば良いのか。
今回は、舘野泰一さんの書籍「パラドックス思考」を読みました。
帯には「矛盾を手懐けよう」との言葉が。
一体、どのような内容なのでしょうか。
矛盾を受け入れる。
前提として押さえていくべき考え方として、
人間はめんどくさいけれど、愛らしい存在。
矛盾に満ちた存在。
矛盾に満ちた感情を受け入れていこう。
このように述べられています。
元も子もないような気がしますが、大事な考え方なのだそうです。
パラドックス思考の3つのレベル
パラドックス思考を実践する上では、以下の3つのステップが有効なのだと言います。
外的なストレスが「わからなさ」を生み出す。
だからこそ、この「わからなさ」といかに向き合うかが大切であると。
①受容して、悩みを緩和
②編集して、問題の解決策を見つける
③利用して、創造性を最大限に高める
この3つのステップを押さえていくことが肝要なのだと言います。
Thinking Point
感情をメタ認知してパラドックスを自分から切り離し、矛盾を遊ぶ経験を積み重ねていこう!