最高品質の会議術
日本企業は世界の中でも会議が多いと言われているそうです。
みなさんの会社でも「会議」ってたくさんされているかと思いますが、その「品質」っていかがですか?
今回は前田鎌利さんの書籍「最高品質の会議術」を読みました。
会議の生産性を上げるヒントが得られればと思い、読んでみました。
30分会議で、チームの生産性2倍
ポイントは、会議時間を30分にすることなのだそうです。
会議時間をあらかじめ決めておくことで、生産性があがるというもの。
そしてさらに、目的をはっきりさせておくこと。
何を当たり前の話を・・・と思われた方も多いかもしれません。
でも、よ〜く考えてみると目的が曖昧になっていることも多いのではないでしょうか?
使う資料についてもシンプルに
実際に会議で使用する資料もとことんシンプルにすることが大事なのだそうです。
例えば、
・サマリーで1ページにする
・原則、箇条書きにする
実際、私の職場では何ページにもわたる分厚い資料を作成したのは良いものの、結果何が言いたいのかよくわからなくなってしまっている資料を何回も見てきました。
そうならないようにするためには、上記のポイントを意識しておくと良さそうです。
質問力を高める。
会議で良いアウトプットを出すためには次の4つの観点で望むと良いのだとか。
会議で質問する「4つの観点」
1それは事実か?
2なぜ、そうなのか?
3論理的に正しいか?
4意思決定できるか?
たしかにこの4点を全員が頭に入れて、会議に臨むと質の高い会議になりそうです。
最後に、よくある経営会議で意識すべきポイントが非常に参考になりましたので、ご紹介しておきます。
経営会議で観察すべき3つのポイント
1トップの意識がどこを向いているか
2社内政治
3意思決定のポイント
2社内政治と3意思決定のポイントを見ておくということはもちろんですが、個人的には「トップの意識がどこを向いているのか?」という観点がとても大事だと感じました。