死ぬこと以外かすり傷
非常にインパクトのあるタイトルですね。
今回は、幻冬舎の編集者である箕輪厚介さんの書籍「死ぬこと以外かすり傷」を読みました。
箕輪さんは数多くのベストセラーを輩出された実績をお持ちの凄腕編集者として有名な方です。
今回は、そんな箕輪さんの考え方が学べる一冊になっています。
予定調和を破壊する。
「予定調和を破壊せよ」という考え方を大事にされているそうです。
つまり、最初からゴールが決まっている「予定調和」はでは退屈だということ。
具体的に箕輪さんは「言ってはいけないことを言ってしまえ」と述べられている。
多くの人たちは「正しい情報」よりも「楽しい情報」を求めているのだと言います。
自分の手で金を稼げ。
そして、自分の力でお金を稼ぐことの大切さを述べられています。
「会社から餌を与えられる豚になるな」と。
自分の手で、足で、頭で、名前で獲物を狩りに行くオオカミになることを強く薦められています。
どれだけ覚悟を持っているのか。
それだけを人は見ているのだと。
熱狂せよ。
今後、AIやロボットが当たり前のように普及した際にはどうなるのか。
大半の仕事をロボットがやるようになれば、人間は人間にしかできないことをするしかなくなってしまうのだと言います。
そこで大切になってくるのが熱狂。
すべてを失ってでも没頭する熱狂。
そこにロジックや計算では計れないものごとに価値が生まれるのだと言います。
そして、努力は夢中に勝てないのだそうです。
最後に激アツな箕輪さんのメッセージを紹介しておきます。
人生とはそもそも、自分が夢中になれるものを探す旅なのだから、人生を賭けるほど夢中になれるものを見つけることは簡単ではない。大切なのは常識に縛られないこと。個体としての欲望と偏愛を解放しろ。ごちゃごちゃ言う前にとにかく動け。
言いたいことすべて言って、行動に移す力は本当にすごいですね。
色々と、考えさせられます。