すごい言語化
どんな言葉を使うかによって、思考が変わり、行動が変わり、結果が変わります。
言語化は人生を確実に豊かにする。
たしかにその通りだと感じることが多いですね。
今回は、木暮太一さんの書籍「すごい言語化」を読みました。
言語化をする上で理解しておくべきこと
人は、自分の感覚のうち5%しか認識していないのだそうです。
ぼくらの行動のベースにあるのは言葉である。
自分の頭のなかにあるものを、言葉に置き換えて「誰か」に理解してもらうことが大切。
自分で自分を理解する時も、言葉にしなければならないというのは真理ですね。
何を伝えるか?
最重要なのは、 「何を伝えるか」 ここを押さえていくことが肝要なのだと言います。
PIDAの4法則という言語化の法則があるそうです。
これは、
①目的の整理(パーパス):そもそも自分は何のために言語化したいのか
②項目を選定する(アイテム):何を伝えれば明確に言語化できるのかを考える
③その言葉を定義する(デファイン):その項目はどうゆう意味なんなのかを定義する
④その定義が伝わる表現に当てはめる(アプライ):意図した定義が伝わるフレーズを使う
この4つステップで言語化をすると、何を伝えるかがよりクリアになるのだそうです。
言語化の目的は「見えるようになること」であるので、本当にその通りですね。
ビジネス上の言語化の重要性
言語化する力はビジネスにも応用ができます。
言語化できれば、ビジネス上の課題が見える。
ビジネスで言語化して伝えるべき項目は3つあると述べられています。
「なぜそれを」
「なぜ今」
「なぜ私から」
そして、具体的にプレゼンをする上で伝えるべき項目として、以下を押さえておくと良いのだそうです。
①提供価値の言語化
どうゆう変化を相手に起こせるのか?
②他社との差別化の言語化
別の商品ではなくあなたの商品を選んでもらうのはなぜか?
③自社の信頼性の言語化
うちの商品であれば手に入れる理由や実績は何か?
④価値が提供される理屈の言語化
価値が提供できるというロジックは何か?
⑤相手にとってもらいたい行動の言語化
具体的に相手に何を求めるか?
たしかにこれらの5つの要素が込められたプレゼンテーションは、わかりやすいですね。