瞬考
仮説が湧けば、あらゆる仕事が秒で終わる。
それは、なぜか? 仮説が湧くのは「知っている」から それが「瞬考」。
今回は、山川隆義さんの書籍「瞬考」を読みました。
瞬考とは何か?
瞬考とは、その名の通り「すぐに思いつける」という考え方。
その極意は、仮説が導き出せる状態。
すなわち、「知っているかどうか」。
知っていることは、すぐに思いつける。
それが瞬考実践の第一歩であると言います。
具体的にどのように瞬考を実践するのか
それでは、瞬考をどのように実践するのか。
例えば、ビジネスに応用するのであれば、あらゆるビジネスモデルのポイントを掴むということ。
具体的にどうやるのか、本書で筆者が実践した方法。
それは、会社四季報丸暗記。
会社四季報の丸暗記で、企業データが頭の中に格納されることは、仮説構築において非常に重要であるのだと言います。
すなわち、仮説構築力の源泉となるのは、インプット。
アナロジーによってメカニズムを発見し、蓄積していくことが重要。
「相手が知らなくて、かつ、知るべきこと」の仮説を捻り出すことがビジネスパーソンとしての付加価値である。 仮説はメカニズムとアナロジーから生まれる。
現在起きているすべての物事にはメカニズムが存在する。
そこに仮説構築のヒントが眠っているのだと言います。
インプットによつて全体像を把握すると、仮説が湧いてくる。
教養を深める方法は、「一を聞いて十を調べること」。
個人がスペシャリストを目指す領域を探す上でも
①好きなこと
②これがやりたいと思えること
に取り組むことが重要であると締めくくられています。
そして、「自分がやるべきこと」は、絶対に、自分で見つけるしかない。
ぜひ、探していきましょう。