投資家みたいに生きろ
いわゆる投資家と呼ばれている人たちは、何を考え、どのような行動をしているのか?
今回は、ひふみ投信の藤野英人さんの書籍「投資家みたいに生きろ」を読みました。
本書を読む事で、「サラリーマン気質から抜け出す思考と習慣の新スタイル」が身につけられるのだそうです。
自己投資。
これからの時代、自己投資する以外にありえない。
そのように述べられています。
そもそも、投資とは何か?
投資とは「エネルギーを投入して未来からお返しをいただく行為」と定義されています。
今、あなたが働いている会社があるのも、今使っているモノやサービスがあるのも、誰かが損をするリスクをとってくれたおかげで存在しているのだと言います。
確かにそうですね。
投資って色々な形があるのだと述べられています。
エネルギーを後輩や子どもに注入するのが、「教育投資」です。
工場や店に投資するのが「設備投資」。
会社を応援する資金に使うのが「株式投資」です。
寄付やボランティアに使ったら「社会投資」です。
自分自身に使えば「自己投資」になります。
物事の決め方。
多くの人は、何かを決めるときに「4つの決断の軸」を無意識に使いこなしているのだとか。
それが、
「損得」
「善悪」
「美醜」
「好き嫌い」
色々な軸がありますが、物事を決めるときに活かせる、惰性に打ち勝つ1つの質問があると述べられています。
それが、
すべての行為の前に「これって投資?それとも浪費?」という自問自答をすること。
ブランド力を高める。
それでは、自分のブランド力を高めるにはどうすれば良いのか?
それは、行動を「続ける」こと。
まずは、5分だけやる。
それを続ければ、立派な習慣になるのだそうです。
そういった意味では、早起きは、非常にシンプルかつ最強の自己投資であると述べられています。
勉強をやめた人は、人生の成長が止まります。
今の時代は、個人においてもブランド力を高めることが求められています。
具体的には、何をするのか?例えば、以下のようなもの。
「挨拶」で評判を得る。
人を「褒める」こと。
モノより「ストーリー」を身につける。
ブランド名を答えるだけでなく、「気に入ったポイント」や「作り手のこだわり」「誕生したストーリー」を一言添えると良いのだと言います。
「知らないことを知ろうとする」これはまさに学び方そのものが生き方につながることであり、未来を明るく捉えるための心構えにもなりえます。
人生100年時代を生き抜く上で、理解しておいた方がよい思考法が丁寧に書かれています。