アソビくるう人生をきみに。

アソビくるう人生をきみに。

プロブロガー、メディアディレクターのあんちゃさんの書籍「アソビくるう人生をきみに。」を読みました。

あんちゃさんは大学卒業後に上京して、IT企業に2年間勤務したのちにブロガーとして独立された方です。ブログ開始から1年で70万アクセスを超える物凄い方です。

帯には「〝フツー〟でも好きなことだけで生きていける!」との言葉が。

その情報発信力の秘密を探るべく読んでみました。

好きな場所で、好きな人と、好きなことをして、遊ぶように働く。

これが、あんちゃさんの理想の働き方なのだそうです。

確かにとても理想的ですよね。でも、このようなことって実現可能なのでしょうか?

あんちゃさんは「誰でも手に入れられる」と断言されています。

会社員を辞めてブログで食べていくなんて、非常識だと考える人は多いでしょう。でも、常識ってなんなのでしょう。

あんちゃさんご自身は2年前に自分の会社員として忙しく働き続けることに疑問を感じ、会社員としてのレールを外れたのだそうです。

この「常識」という名の敷かれたレールの上にいることが「本当に幸せなのか?」という疑問を投げかけられています。

常識という枠だけで物事を考えることが、そもそも思考停止であり、ある意味では人生を諦めてしまっている状態だとも言えます。

変化があまりにも早すぎて、いつ、どうなるかなんて誰にもわからない時代。

だからこそ、「レールから外される前に、自分から外れること」=自分で選択することの大切さを述べられています。

自分の頭で考えること。

成果を出すには「自分の頭で考えながら、続けること」これが大事だと述べられています。

あんちゃさんはブロガー、メディアディレクターとして生計を立てられていますが、これは企業勤めのビジネスパーソンの方にも通じる話だと考えます。

自分の頭で考えず、言われたことを我慢しながら続けるだけの人生。

否定するつもりはありませんし、それがラクだから良いという人もいて良いでしょう。

でも、本当にそれで良いのでしょうか?

自分の考えを貫き通す覚悟を持って、やりたいことをやる。これって自分を大切にするという意味でもすごく大事なことだと考えます。

「自分の人生、自分で決めてよくね?」

表紙にも書かれたこの文言。

言われてみれば当たり前。でも、頭をハンマーでブン殴られたかのようです。

なるほど、自分の価値観が壊されます。

そして、このようにも述べられています。

「何が自分にとって大事なのか」は自分しかわからないのに、人生の決断を他人の意見で決めるのはあまりにも自分の人生に無責任なんじゃないかと思うんです。

5分でも10分でも、「自分は本当はどうしたいのか?」「自分が今どんな状況を過ごしているか?」と素の自分と向かい合う時間を持ってみてください。

自分が本当にやりたいこと、そのハードルはなんなのか?どうしていくべきなのか?

自分と向き合って、一度きりの人生を楽しむためにポジティブになれる一冊だと思います。

私自身、今後のヒントに繋がる発見が沢山ありましたし、とても役に立つ一冊でした!

Thinking Point

一度きりの人生、他人任せでなく自分で決めろ!やりたいことをやれ!周りの目は気にするな!

ブックファースト新宿店の新刊コーナーに平置きされていました。

あんちゃさん、これからも応援してます!

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