異端のすすめ
自分の強みを活かした生き方をしている人、カッコいいですよね。
あなたのまわりにいませんか?
「強みを武器にする生き方」を実践するにはどうすれば良いのか?
今回は、橋下徹さんの書籍「異端のすすめ」を読みました。
帯には「短い人生、リスクを恐れている暇はない。」との言葉。
一体、どのような内容なのでしょうか。
限界を突破する生き方。
常にチャレンジすることで「限界を突破する生き方」を選ぶこと。
今は、組織の構成員としての生き方よりも、ますます個人としての生き方が問われるようになってきているのだそうです。
挑戦を続け、自分自身が燃焼し尽くした感を持てるような納得できる人生を作り上げることが重要であると。
突き抜けるには、リスクを知れ。
すべての仕事は「表裏一体性」で考えることが大事なのだそうです。
たとえば「自由」と「責任」。「権利」と「義務」。いずれも表裏一体のもの。
強みの掛け算で「自分にしかない価値」を手にすることが大事。
バリエーション豊かに色々とやってみること、挑戦してみること、とにかく行動をすることの中で、自ずと強みが見つかってくるのだと言います。
その強みを掛け算した総体が、自分という人間の商品価値であると。
自分の商品価値を高めよ。
相手に伝える自分のウリは1つ、多くても3つが限度。相手の印象に残るように、端的に簡潔に伝えることが重要。
ウリは他を圧倒しなければならない。
そして、「質」は「量」で磨かれる。
自分のウリは、圧倒的な量を実行することで磨きがかかり、やがて自分の代名詞になってくるのだとか。
自分が「○○の誰それ」と呼ばれるようになったとき、自分の商品価値は一気に高まるということです。
ウリを明確化し、自分の商品価値が高めれば、量に追われることなく仕事を取捨選択できるようになるのだと言います。
物怖じすればチャンスは終わる。
マルチタスクを回す上での、優先順位の原理原則。
それは、「今すぐにできること」よりも、「今しかできないこと」を選択する。これがマルチタスクを回していく、優先順位の原則なのだと言います。
「情報マニア」になってはいけない。
知識のインプットよりも、持論のアウトプットが大切。
これからの情報化時代に求められる能力は、「知識・情報を持っている」というよりも、その知識や情報を活用して「自分の頭で考え持論を打ち出せる」ことが極めて大事。
情報の真偽はどうあれ、それに大して「自分はこう考える」といえること。
あくまでも持論の構築のためにインプットする。そういう目的意識があると、知識・情報マニアに陥らずに済むのだそうです。
そして、日々の積み重ねが、思考力を高めるのだと言います。。
日々の積み重ねができるかどうかが、持論が付加価値になっていく人と、いつまで経っても、誰もが言いそうなことを言う人の分かれ道。
これからの時代、行動力がすべてを決します。完全燃焼するためには、とになくいろいろなことに触れ、挑戦してください。何事もやってみなければわからない。だから、すべては行動ありき。