世界が変わる「視点」の見つけ方
クリエイティブディレクターの佐藤可士和さんの書籍「世界が変わる「視点」の見つけ方」を読みました。
副題には「未踏領域のデザイン戦略」との記載があります。
いったいどのようにして、そのような視点を身に付けることができるのでしょうか。
大切なのは、この3つ。
本書で繰り返し述べらている大切なことは以下の3つだそうです。
それは、
①課題
②コンセプト
③ソリューション
この3点。
「課題」とは、問題を解決するための取り組みやテーマのこと。
「コンセプト」とは、考え方の方向性のこと。
「ソリューション」とは、具体的に課題を解決するアイデアと実行プランのこと。
シンプルでありながら、極めて有効なフレームであると述べられています。
そして、まずは「前提を疑うこと、本質を探ることが大事」なのだそうです。
そのために最も大切なことは「自分事」にすること。
僕が自分事化に取り組む時は、会社にこうゆう事情があるからできない、上司はこっちを求めているといった「忖度」を一切はずして、生活者として感じる素直な思いを重視しています。仕事だからという理由で、生活者としての感覚を封印してしまうと、逆に効果のない結果に繋がってしまうのです。
何かを創り出そうという時に、最も重要だと感じたのはこの点です。
結局、「生活者視点で自分事化できるか」が極めて大切なのではないでしょうか?
Thinking Point
課題の本質を捉えるところから。常に自分事にして物事を考えると上手くいく!
世界が変わる「視点」の見つけ方 未踏領域のデザイン戦略 /集英社/佐藤可士和
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