世界一の生産性バカが1年間、命がけで試してわかった25のこと

世界一の生産性バカが1年間、命がけで試してわかった25のこと

最近、生産性という言葉が流行っていますね。

働き方改革で残業をせずに効率よく仕事をこなしていかなければならない。

そのために「生産性を上げていこう!」と威勢の良い掛け声が上がっている。

でも、一体何をすればよいのでしょうか。

今回は、「世界一の生産性バカが1年間、命がけで試してわかった25のこと」を読みました。

自ら体を張って生産性を追求し続けたクリス・ベイリー氏の結論が書かれた本書。

一体どんな内容なのでしょうか?

生産性を上げることによる効果とは?

生産性を上げることでどのような効果があるのか?

本書によれば、

・仕事上の重要なタスクを見極められる
・それらのタスクを効果的にこなせる
・ダラダラと先延ばしにしないようになる
・頭を使って働ける
・集中力を高められる

といった効果があるようです。

特に、本当にやるべきこととやめるべきことを見極める
「タスクの見極め」はとても重要なスキルだと思います。

これは仕事だけでなくて、自分の人生にとっても言える話であり、
自分にとって価値あるもの」は何か?

これを強く理解しておかないと、自分ではなく他人の人生を生きることになってしまいます。

時間、集中力、活力は三位一体である。

生産性を上げるために意識すべきものは3つ。

時間、集中力、そして活力。

これらは三位一体であり、これらをコントロールすることの重要性を説かれています。

成功している偉大なリーダーたちは誰よりもうまくこの三つを組み合わせているのだそうです。

私はこの中で、最も強く意識すべきは「時間」だと考えます。

「時間を使って何かを成し遂げるんだ」という意識がないと、ただただ流されてしまいます。

人によっては浪費する時間があってこそ幸せという人もいるかもしれません。

確かに、それも大事です。グータラする時間は自分をリセットするために必要。私もそう思います。

でもそれにも限度がありますし、それだけでは決して成功することはないでしょう。

そして、すべての原動力となるのが「活力」。

活力は生産性を向上させるために一日を通して使い続ける燃料であり、この力をいかに満たしていくかがポイントになるようです。

具体的に何をすればよいのか?

では、生産性を上げるためには一体何をすればよいのでしょうか?

本書では、「毎日三つのタスクを書きとめる」ことを推奨しています。

このようにシンプルに3つのタスクをしっかりこなして慣れていくことで、最終的に難易度の高い物事をこなすことができるようになるのだそうです。

そして、先ほど述べた「活力」をどのように養っていくのか。

それには脳をやる気にさせることが必要であり、その方法は以下の3つ。

①先延ばしをしたときにかわりに取り組むべきタスクのリストをつくっておく
②先延ばしで生じる損失のリストをつくる
③とりあえず始めてみる

個人的には、③が大事だと思います。まずは取り組んでみること。

取り組みさえすれば、あとはやり続けるしかなくなります。

全ての物事は一番最初にパワーがかかるものです。

だから、機械的に取り組みさえすればうまく仕上げられる可能性は高まるという訳ですね。

最後に、とても印象的に残った言葉をご紹介します。

本当にその通りだと感じました。

人は未来の自分を他人ととらえがち
ぼくらは未来の自分を他人とみなしがちだ。本当は自分の問題なのに、他人に渡すように未来の自分へ仕事を渡す。結果、仕事を先延ばしにするようになる。

だからこそ、未来の自分のために今を一生懸命生きる。

このことを理解しておくだけで、未来は大きく変わることでしょう。

Thinking Point

生産性を上げるために集中力、時間、活力の3つを理解しておこう。未来の自分に今の自分を重ねていくようにしよう!

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